積水ハウスと全体会合


2001.12.16 積水ハウスと全体会合
テレビ(地上、BS)は共同アンテナから各区画に地中配線済みだが新築時にCATVを外周道路越しに空中架線で引き込む事例が出てきたためコンセプト違反/不公平感ありとの声が出てきた。
注)これ以降文化村のインフラ設備に関しての根本的な問題点が次々と明らかになる。
①電気は北/中/南地区の外周道路に接する一部宅地内に設けた引き込み電柱(ブレーカー付)を介し地中から各区画に引き込むが、電力メーターは一般と同じく各戸の壁に設置している。
(ただし北地区の北側区画は一般家屋のように空中架線から直接引き込み)
問題はこれら地中の保護管内の電線の経路がハンドホール2~4箇所の分岐を経て最長100m
にも及んでおり目視確認したところ水浸し状態が多いことである。
大手電線メーカーに確認したところ「通常の空中架線では25年程度で張り替えだがそういう状
態では条件が悪く20年程度ではないか」との回答を得た。
九州電力にも行き相談したが、社内の図面を広げて確認しようとしたところ文化村内には電気
の配線が描かれていなかった。
社員も驚きこの場所はどうなっているのか逆に質問される始末であった。
事情を説明すると「これでは当社の責任範囲は引き込み電柱までで一般家屋のように各戸のメ
ーターまでとはならない」との回答であった。
つまり村内の電気配線に問題が生じた場合は住民側ですべて対処しなければならない。
配線は主に厚さ100㎜程度のフットパス舗装の下を通っており修理費用も超高額となるが誰が
どう負担するのか規約でも不明なままである。
②電話線は電気のように分岐は出来ず引き込み電柱に各戸の保安器を設置し、地中を通してそれぞれに直接引き込んでいるが、水浸し状態が多くまた最長100mにも及ぶ。
このためノイズ、不通、張り替え不可能という事例があちこちで出てきた。
修理に来た電話工事業者に確認したところ「使用している線は屋内用のものであり、なぜこん
なものを使用しているのか」との指摘を受ける始末であった。
③放送受信設備は戸別のアンテナは禁止されており、1本の共同アンテナで地上波、BS放送を受信し、各戸に電気、電話とは別の地中配線で分岐しているがケーブルテレビ、光ファイバーケ
ーブル(インターネット)の要望がありこのままでは将来の設置希望に対応できない。
すでに一部の区画では勝手に外周からCATVを引き込んでおり不公平感が出てきた。
しかも文化村は「電柱がない住宅地」をウリ/約束にしており電気、電話も含め根本的な部分か
ら考え直す必要が出てきた。
④ガス、上下水道は宮崎ガス及び宮崎市が市道から引き込み管理しており他地区と同じく個別対応となっているので問題はない。


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